米田功(よねだ いさお)

元体操選手、アテネ五輪金メダリスト。1977年8月20日生、大阪府出身。順天堂大学卒業。身長171cm、体重64kg。

天才と呼ばれて

 幼い頃は喘息持ちで身体が弱かったため、心配した母親の勧めで7歳で体操を始める。8歳で名門・マック体操クラブに移籍、同クラブには鹿島丈博や冨田洋之も所属していたがその中でも際立った才能で「天才」と呼ばれて注目を集め、全国中学生大会で優勝。清風高校時代のインターハイは塚原直也に敗れて2位だったが、大学時代は98年にNHK杯、翌年全日本学生選手権個人総合で優勝。

出場確実のシドニー五輪に落選

 しかし代表入り確実と言われたシドニー五輪は選考会で12位に終わって落選。それまでは過信から、いかに練習せずに試合に勝つかばかり考えていたが、気持ちを改めて厳しい練習に打ち込み、翌年世界選手権代表に初選出(同時多発テロの影響で日本は選手団派遣中止)。

28年ぶりの団体金メダル

 02年の世界選手権は鉄棒で5位に入ったが03年は代表入り出来ず。補欠として現場で日本チームの活躍を目の当たりにしたことでさらに発奮し、同年の全日本選手権個人総合で初優勝。翌年のNHK杯でも優勝して五輪代表に決定すると、アテネ五輪ではチームキャプテンを務め、日本男子28年ぶりとなる団体金メダルを獲得、個人でも鉄棒で銅メダルを獲得した。

現役引退指導者に

 しかしその後はケガに悩まされ、05年に右肩、07年に左手薬指を手術し、北京オリンピックを目指してリハビリに励んだが代表入りならず、08年5月に現役を引退。引退後は自身の経験を生かしてメンタルトレーナーとして活躍しながら、12年に「米田功体操クラブ」をオープン。13年からは徳洲会体操クラブ監督も務めている。なお08年に一般女性と結婚している。

LAST UP 2019/08/19