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甲斐優斗(かい まさと)

バレーボール選手:専修大学在学。生年月日:2003年9月25日。宮崎県延岡市出身。日南振徳高校卒業。ポジション:アウトサイドヒッター。身長:200㎝。最高到達点:352cm。

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アニメ甲斐優斗物語

父は元実業団バレー選手

 父親が元9人制実業団バレー選手という家に生まれる。兄・妹との3人きょうだいの次男。2歳上の兄・孝太郎も専修大学でキャプテンを務めるバレー選手で、Vリーグ・サントリーサンバーズ入団が内定している。

生まれた時から大きく

 出生時の体重が3978グラムで、子供の頃から背が高く、食べ物の好き嫌いもなく食欲旺盛で、寝ることが好きで、すくすく成長する。

小学2年でバレーを始める

 小学2年で、父親が監督をしていた『延岡南バレーボールクラブ』に入部してバレーを始める。先に兄が入部していたものの厳し練習が嫌で渋っていたが、バレーボールを買ってもらったことで入部を決めたという。

中学時代は無名

 延岡市立南中学校進学後もバレーを続けるも、JOCカップ(全国都道府県対抗中学大会)などのメンバーに選ばれることもなく、無名のまま過ごした。

 中学卒業後、兄のいる宮崎県立日南振徳高校に進学。小・中・高・大学とずっと兄・孝太郎と同じチームでプレーしている。

コロナ自粛期間に成長

 高校進学後それまでのアウトサイドヒッターからミドルブロッカーに転向。高校2年の2020年、新型コロナウイルス感染拡大によって大会が軒並み中止となり、部活動も自粛を余儀なくされる。
 寮から実家に戻り、スマホをいじるか寝るかという生活を送ると、ぐんぐん身長が伸びて高校3年で2メートルに到達。その反動で成長痛に悩まされ、2年生の11月から半年ほど満足な練習ができない日々が続いた。
 高校2年の時に父ががんにより死去している。

春高ベスト4

 状態が改善し、本格的なトレーニングを再開すると、高校3年で同校バレー部初のインターハイ出場を果たし、『大会唯一の2mプレーヤー』として注目を集め、準々決勝で優勝した鎮西高校に敗れるもベスト8に進出し、優秀選手に選出。

 春高にも初出場を果たすとベスト4に進出し、優秀選手に選ばれた。

日本代表入り

 2022年に専修大学に進学すると、同年に日本代表登録メンバーに初選出される。大学進学後アウトサイドヒッターに転向。6月には日本代表Bチーム強化合宿に参加し、元日本代表リベロ・永野健からサーブレシーブを重点的に教わる。8月にはアジアU20選手権に出場した。

パリ五輪出場権獲得

 2023年5月に中国との国際親善試合でシニア代表デビュー。ネーションズリーグで日本代表公式戦デビューを果たし、主要国際大会では46年ぶりとなるメダルを獲得(銅)。アジア選手権では3大会ぶりの優勝に貢献。

 ワールドカップでは主にピンチサーバーとして起用され、2008年北京大会以来となる自力でのオリンピック出場権獲得は果たした。

期待の大型アウトサイドヒッター

 身長2メートルの大型アウトサイドヒッターとしてさらなる活躍をされている。

関連人物

石川祐希 髙橋藍 永野健 西田有志

2023年度男子日本代表 

参考文献

【 月刊バレーボール 2022年3月号 】

LAST UP 2023/10/23