ワダマメドットコム

話題の人物のプロフィール、生い立ちを有名人、芸能、スポーツ選手などジャンルにとらわれずに紹介しています

大塚達宣(おおつか たつのり)

バレーボール選手:パナソニックパンサーズ所属。生年月日:2000年11月5日。大阪府枚方市出身。早稲田大学スポーツ科学部卒業。ポジション:アウトサイドヒッター。身長194㎝。

ワダマメちゃんねる


アニメ大塚達宣物語

バレー一家

 両親ともにバレー経験者で、指導経験を持つ教員という家庭に生まれる(母親は結婚により退職)。2歳下の妹と二人兄妹。

 両親は子どもをバレー選手にしたいと思っていたわけではなく、特別な指導はしなかったというが、家にはバレーボールがあり、中継があればテレビをつけるなど幼い頃からバレーに親しんだ。

小学3年でバレーを始める

 小学3年の時、地元の広報誌「広報ひらかた」に掲載されていたVリーグ・パナソニックパンサーズのジュニアチーム、パンサーズジュニアの部員募集を見て興味を持ち、自身の希望で入団。

 小学4年で全国大会に出場し、5年生でエースになる。6年生の時には日本バレーボール協会(JVA)が主催する「JVAエリートアカデミー合宿」に参加。この合宿をきっかけに「将来日本代表になる」が目標になった。

全国優勝

 中学進学後もパンサーズジュニアでプレーし、中学1年で注目を集める存在になる。中学3年8月のVリーグジュニア選手権で優勝し、優秀選手に選出。9月の全国ヤングクラブ優勝大会でも優勝し、最優秀選手に輝いた。

 大阪北選抜として出場した12月のJOCカップ(全国都道府県対抗中学大会)は決勝トーナメント1回戦で敗れるも、JOC・JVAカップ(MVP)を受賞。大阪府知事賞も受賞し、オリンピック有望選手にも選ばれた。なお女子のJOC・JVA杯、府知事賞、有望選手は石川真佑(長野選抜・現東レ)。

春高優勝

 バレーの名門で全国屈指の進学校でもある京都の洛南高校に進学し、1年生から春高に出場(ベスト8)。『洛南カルテット』と呼ばれた同学年の山本龍、中島明良、垂水優芽とともに活躍して2年生の時に春高準優勝。翌年は失セット0の完全優勝で春高を制し、MVPに選ばれた。

 一方でU19日本代表に選ばれ、2017年のアジアユース選手権で日本の初優勝に貢献。世界ユース選手権では銅メダルを獲得している。

早大進学

 Vリーグチームからの誘いもあったが早稲田大学に進学。入学直後からレギュラーとなり、5月の黒鷲旗全日本選抜大会では堺ブレイザーズ、豊田合成トレフェルサ(現ウルフドッグス名古屋)などVチームを撃破してベスト8に進出し、若鷲賞(最優秀新人賞)を受賞。

 関東大学リーグでは春季リーグ全勝優勝に貢献して新人賞と会長特別賞を受賞し、秋季リーグも全勝優勝。全日本インカレも制した(早大としては3連覇)。

 日本代表に選ばれた2019年のアジアU23選手権で銅メダルを獲得している。

東京オリンピック

 2020年度の日本代表登録メンバーに初選出されるも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同年の国際大会は軒並み中止となる。

 1年の延期を経て開催された2021年の東京オリンピックは、試合出場は途中出場の1試合にとどまったが(日本は7位)、五輪後に行われたアジア選手権で準優勝。

大学3年でVリーガーに

 早大の全日本インカレ5連覇達成後、パナソニックパンサーズに入団。同じくパンサーズに加入したエバデダン ラリー(当時筑波大3年)とともに、V1男子初の現役大学生Vリーガーとなる。

 22年1月8日のFC東京戦でVリーグデビューを果たすと、レギュラーラウンド22試合に出場。チームの主力としてファイナル3進出に大きく貢献し、最優秀新人賞を受賞した。

 21-22シーズン終了後パンサーズを退団し、大学での活動に復帰。

ネーションズリーグ

 2022年度も日本代表に選ばれ、ネーションズリーグでは日本男子過去最高の5位に貢献し、世界選手権にも出場(日本は12位)。

インカレ6連覇ならず

 22年の全日本インカレでは準決勝で筑波大に敗れ、早大6連覇はならなかった。

パナソニック入団内定

 22年10月、パナソニックパンサーズへの入団内定が発表される(エバデダン・ラリー、垂水優芽(筑波大)も同チーム入団が内定)。12月にチームに合流し、1月から試合出場。2022-23 V.LEAGUE DIVISION1でベスト6を初受賞した。

関連人物

清水邦広 髙橋藍 永野健 深津英臣 福澤達哉 山内晶大
2022年度男子日本代表登録メンバー

LAST UP 2023/09/30