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渡辺宜嗣(わたなべ のりつぐ)

ニュースキャスター。元テレビ朝日アナウンサー。生年月日:1954年12月19日。愛知県名古屋市出身。明治大学商学部卒業。

熱烈なドラゴンズファン

 愛知県名古屋市で建具屋を営む家に長男として生まれる。土地柄子供の頃から熱烈な中日ドラゴンズファンで球場にも足を運んで応援。生まれ年の54年、成人した74年と人生の節目に優勝していることにも縁を感じるという。

若い頃

 高校時代に受験勉強をしながら聴いていた深夜ラジオ『ミッドナイト東海』のディスクジョッキーに憧れてアナウンサーを目指すようになり、大学進学後放送研究会に入部。その後はアナウンサー修業に明け暮れて大学3年からは「東京アナウンスアカデミー」にも通い、同じく同校に通っていた古館伊知郎、吉澤一彦とはその頃からの付き合い。

テレビ朝日アナウンサーに

 77年にテレビ朝日に入社。同局が独占放映権を獲得していた80年モスクワ五輪に向けて大量採用したため同期には古館、吉澤、伊福保子、佐々木正洋、戸谷光照、中里雅子、南美希子、増山泰子(現姓:宮嶋)と9人もアナンウサーがいる。

結婚・長女誕生

 入社2年目から『大相撲ダイジェスト』の実況を務め、3年目からは深夜の情報番組『トゥナイト』のレギュラーリポーターを担当。その後も『モーニングショー』、『スーパーモーニング』の司会を務めるなど看板アナウンサーの一人として活躍。久米宏の休養中には『ニュースステーション』のメインキャスターを務めた。85年に結婚し、91年に長女が誕生している。

大和への思い入れ

 99年には同局の「戦艦大和海底探査プロジェクト」に参加。資料を読み込み、元乗組員を取材した上、自ら探査艇に乗り込んで実物を目の当たりにしたことで強い思い入れを抱き、05年公開の映画【 男たちの大和 / YAMATO 】ではナレーターを務めた。

テレビ朝日を定年退職

 14年12月にテレビ朝日を定年退職したが、現在もキャスターとして『スーパーJチャンネル』、『朝まで生テレビ』などに出演している。

スーパーJチャンネル

 20年7月、10年3月から務めてきた『スーパーJチャンネル』のキャスターを20年10月の改編で卒業することが発表された。降板はせず、10月以降はコメンテーター兼スペシャルリポーターとして出演する。後任は小松靖アナウンサー。

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LAST UP 2020/07/31