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桜井浩子(さくらい ひろこ)

女優。生年月日:1946年3月4日。東京都目黒区出身。愛称:ロコ。

裕福な家庭に生まれるも

 終戦翌年に生まれるも、進駐軍にハーモニカを売るセールスマンだった父親は販売成績もよく、日本中が貧しかった時代にあって恵まれた家庭で育つ。

 目黒区の大きな屋敷に住んでいたが、浩子が5歳の時に父親が風呂場で転倒、大怪我を負って入院し職を失う。

マーケット暮らし

 一転、生活が困窮して屋敷を売り払い、貧しい長屋がひしめき合う『マーケット』と呼ばれた場所に居住する。家族4人(両親と弟)で四畳一間、壁はベニヤ板一枚、風呂なしでトイレ・炊事場共同だったが、子供がたくさんいて遊ぶのが楽しく、苦痛ではなかったという。

『なかよし』のモデルに

 9歳の時、少女漫画雑誌【 なかよし 】の小説【 ひとみちゃん 】の主人公募集(挿絵の代わりに載せる写真のモデル)に応募すると、作者の三谷晴美(現在の瀬戸内寂聴)が桜井の写真を一目で気に入り、『ひとみちゃん』に抜擢される。

映画デビュー

 10歳でモデルを始めると続々と仕事が舞い込み、人気少女モデルになると女優に憧れるようになり、児童劇団に入団。子役として57年の【 船頭姉妹 】で映画初出演。同年には【 逢いたいなァあの人に 】にも出演したが、翌58年に妹が誕生。産後母親が体調を崩して長期間入院したため家事を任され、芸能活動から遠ざかった。

オール東宝ニュータレント

 それでも女優に憧れ続けていた中学2年の時、東宝東和が開催した『ジャクリーヌ・ササール(フランス人女優)に似ている人』コンテストに応募し、3位入賞。これがきっかけとなり、翌年『オール東宝ニュータレント』第1期生として東宝に入社。

 養成所で、所長の映画監督・山本嘉次郎のもとで半年間指導を受け、61年の映画【 紅の海 】で本格的に女優業を開始した。東宝から芸名「桜ひとみ」を提案されたが、本名を選んだという。

ウルトラQに抜擢

 その後も映画を中心に活躍し、東宝創立30周年を記念して結成された同じく東宝所属の女優、中川ゆき、南弘子との『スリーチャッピーズ』でも人気を博すと、映画の主役の話が舞い込み、大いに意気込んだものの降板となる。

 後輩の酒井和歌子らの台頭もあり、先行きに不安を抱いていた頃、テレビドラマ【 ウルトラQ 】のヒロイン・江戸川由利子に抜擢される。

ウルトラマンのフジ・アキコ

 映画から外されたようで当初は乗り気ではなかったが、日本初の空想特撮シリーズとして制作された【 ウルトラQ 】は66年の放送開始と同時に大ヒット。同年にシリーズ作品【 ウルトラマン 】が制作されると、引き続きヒロインのフジ・アキコ隊員役で出演。【 ウルトラマン 】は高視聴率42.8%を記録する国民的ヒーローとなった。

ウルトラシリーズ

 【 ウルトラマン 】終了後も女優として映画、ドラマなどで活躍し、【 ウルトラセブン 】や同じ円谷プロ制作の【 怪奇大作戦 】などにもゲスト出演。03年にラジオ番組【 ウルトラQ倶楽部 】、05年には【 ウルトラマンマックス 】にレギュラー出演するなどウルトラシリーズへの思い入れも強く、ウルトラマンに関する著書も出版している。

現在

 現在もウルトラマン関連のイベントなどに出演している。

関連人物

黒部進 ひし美ゆり子 森次晃嗣

LAST UP 2020/08/22