女優。生年月日:1967年8月8日。東京都出身。菊華高校(現杉並学院高校)中退。本名:中野祐里(なかの ゆり)。身長171㎝。
ワダマメちゃんねる
宝塚好きの担任に勧められ
東京・上野に建築業の父と美容師の母の間に生まれる。2歳上の兄と7歳下の弟との三人きょうだい。
子供の頃から女優に憧れる。中学校で演劇部に所属するも、友達に頼まれ人数合わせで入部しただけだったが、長身を生かして男性役を好演し、宝塚好きの担任教師に宝塚入団を勧められる。その先生は熱心で、家庭訪問の際母親にも勧めたため、宝塚を意識するようになったという。
中学時代には家庭教師の勧めで映画【 きつね 】のオーディションに応募し、予選を通過したが全国大会前に両親に反対され断念している。
十年に一人の逸材として首席で合格
高校入学後バレエ教室「バレエ・アート」に入団。宝塚歌劇団バレエ講師でもある大滝愛子の下でレッスンに打ち込み、高校2年修了の85年に宝塚音楽学校を受験。首席で合格して十年に一人の逸材と言われ、入学式では答辞を読んだ。
高校時代には【 きつね 】のオーディションで目をつけていたCMディレクターに誘われ、資生堂のPR誌【 花椿 】の表紙モデルを経験している。成績も優秀で高校時代はクラスで1番、学年で5番以内だったという。
史上初めて研一で主役
2年間の過酷なレッスンを経て、87年に宝塚歌劇団に入団。同年に【 宝塚をどり讃歌 】で初舞台を踏むと月組に配属され、同年の新人公演【 ミー&マイガール 】で主役に抜擢される。研究科1年生が主役を務めるのは宝塚史上初で、ニュースターの誕生と大きな注目を集めた(新人公演は入団7年目までが出演)。
トップスター就任
以降171cmの長身を生かして男役として活躍し、93年には涼風真世の退団を受け、異例のスピードとなる初舞台から7年目で月組トップスターに就任。
新視聴率女王
トップスターとして絶大な人気を獲得したが、95年に惜しまれつつ宝塚を退団。退団後は女優としてドラマ、映画、舞台など幅広く活躍し、05年に主演したドラマ【 女王の教室 】は過激な内容が反響を呼んで高視聴率を記録。その後も【 トップキャスター 】や【 BOSS 】などの主演ドラマが高視聴率を獲得し、「新視聴率女王」と呼ばれた。女性からの支持が高く、「理想の上司」に挙げられることも多い。
映画
20年に【 最高の人生の見つけ方 】で日本アカデミー賞優秀助演女優賞、22年に【 老後の資金がありません! 】で優秀主演女優賞を受賞している。
関連人物
LAST UP 2022/03/22