荻野正二(おぎの まさじ)

サントリーサンバーズ監督。1970年1月8日生、福井県出身。福井工業大学附属福井高校卒業。197cm、98kg。現役時代のポジションはWS。ニックネーム:オギ。

 子供の頃はソフトボールや剣道、柔道を習い、中学時代は野球に打ち込むなどバレーとは無縁の人生を送っていたが、中学3年で190cmを超えた長身を買われ、地元のバレー強豪校・福井工大福井高校から誘われて進学。

 素人ながら強豪校に加わったためひたすら猛練習に励み、2年生になると注目される選手に成長して実業団の強豪・サントリーに入団。男子選手の多くが大学を経て実業団入りする中、高卒で入団したため周りの大卒選手に負けじと人並みはずれた練習量をこなして実力を付け、サーブ賞、レシーブ賞、ベスト6など多くの賞を受賞。04年には史上初のVリーグ5連覇を達成した。

 全日本には19歳の時に初召集。以降全日本に定着し、92年バルセロナ五輪にも出場(6位入賞)。しかしアトランタ五輪は最終予選で敗退し出場を逃した。

 98年世界選手権を最後に全日本から遠ざかっていたが、05年に就任した植田辰哉監督のもとで7年ぶりに召集されると、女子の主将としてチームを支えた吉原知子のような存在になることを期待されて主将に就任。期待通り精神的支柱として活躍し、北京五輪最終予選では16年ぶりとなる出場権を獲得。出場が決定したアルゼンチン戦では最後のポイントを自らのスパイクで決めた。自身2度目の五輪となった北京オリンピックは5戦全敗で1次リーグ敗退だった。

 2009/10V・プレミアリーグ限りで現役を引退。スタッフとしてサントリーに残って後進の育成に当たり、母校の福井高校などを運営する金井学園の特別コーチも務めていたが、10年8月にサントリーサンバーズのヘッドコーチに就任。それまでの攻撃型から守備型へチームを変えるなど積極的に強化に乗り出し、同年12月の天皇杯(全日本選手権)では10年ぶりの優勝を飾った。

 13年からサントリーのアドバイザーとなり、15年には1年間ブラジルにコーチ留学。17年10月、6季ぶりに監督に復帰した。

LAST UP 2019/03/07