バレーボール男子日本代表コーチ。生年月日:1975年11月2日。宮崎県串間市出身。鹿屋体育大学卒業。身長183cm、体重76kg。現役時代のポジションはリベロ。ニックネーム:ツマ。
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ビーチバレーで優勝
小学3年でスポーツ少年団に入ってバレーボールを始める。アタッカーとして活躍し、宮崎県立都城工業高校時代は春高、インターハイともに3位。大学時代はビーチバレーにも出場し、97年の「ぴあカップ(全日本大学ビーチバレー選手権)」で優勝。
アタッカーとしての誘いがなく
実業団入りを望んだもののアタッカーとしては低身長ゆえ誘いがなく、大学卒業後バレー部がある病院に就職。病院で働きながらバレー部(現・大分三好ヴァイセアドラー)でプレーし、看護師を目指して学校にも通っていたが、98年からVリーグにリベロ制が導入されたのがきっかけとなり、レシーブの巧さがリベロを探していた関係者の目に留まって99年にサントリーサンバーズに入団。
リベロとして
以降リベロ一筋で活躍し、01-02年の第8回Vリーグでベストリベロ賞を初受賞すると、史上初のVリーグ5連覇を達成した03-04年にはベストリベロ賞とサーブレシーブ賞を受賞。06/07V・プレミアリーグでは3年ぶりの優勝に貢献し、3回目のベストリベロ賞を受賞した。
北京五輪に出場
全日本には01年に初選出され、その後は不動のリベロとして活躍。04年アテネ五輪は最終予選で敗退したが、08年の五輪最終予選では全日本男子16年ぶりの出場権獲得に貢献。北京五輪にも出場したが、5戦全敗の1次リーグ敗退に終わった。
サンバーズでは10年に荻野正二ヘッドコーチのもと10年ぶりの天皇杯(全日本選手権)優勝に貢献、11/12V・プレミアリーグ限りで現役を引退した。
サンバーズ・日本代表のコーチ
引退後サントリーで営業職に就いたが、14年にサンバーズコーチとして現場復帰。17年からは中垣内祐一監督のもとで日本代表のコーチも務める。
サンバーズでは21-22シーズンから事務局担当となった。
東京オリンピック
21年の東京オリンピックでは初戦でベネズエラにストレートで勝利し、バルセロナ五輪以来29年ぶりの五輪勝利に貢献。バルセロナ以来となる決勝トーナメント進出を果たしたが、準々決勝で前回王者ブラジルにストレートで敗れ、4強はならなかった。
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LAST UP 2021/08/19