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峯村沙紀(みねむら さき)

NECグリーンロケッツ副務。元バレーボール選手。1990年4月18日生、長野県出身。九州文化学園高校卒業。ポジション:アウトサイドヒッター。身長178cm。ニックネーム:サキ。

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強豪チームでバレーを始める

 小学2年の時、かつて西堀健実(ビーチバレー選手)も所属した「小布施スポーツ少年団」でバレーボールを始める。6年生の時に全日本小学生大会で優勝し、裾花中学時代はチームメイトの田代佳奈美らと2年、3年と全日本中学校選手権を連覇し、2大会とも優秀選手賞を受賞。3年生はJOC杯(全国都道府県対抗中学大会)でも優勝してJOC・JVAカップ、オリンピック有望選手、大阪府知事賞を受賞した。

小中高すべてで全国制覇

 九州文化学園高校では入学直後からレギュラー入りし、1年生で国体、2年生でインターハイを制して小・中・高全てで全国優勝を達成。春高は07年がベスト16、08年はベスト8に終わって優勝はならなかったが、08年のアジアジュニア選手権では日本の優勝に貢献。将来の全日本エース候補として期待され、09年4月に東レに入団すると同年度の全日本登録メンバーに初選出された。

黄金時代の東レに入団するも

 しかし当時東レは荒木絵里香木村沙織、高田ありさらを擁しリーグ3連覇を達成した黄金時代で出場機会に恵まれず。荒木木村ら全日本メンバーを欠き、若手主体で臨んだ12年5月の黒鷲旗では準優勝に貢献し、敢闘賞とベスト6を初受賞した。

NECに移籍

 13年9月に前十字靭帯断裂の怪我を負いながらも復帰し、15/16、16/17シーズンは東レのキャプテンを務めたが17年6月に膝を手術、17/18シーズンは出場ゼロに終わる。新天地を求めて18年6月に東レを退団、8月にNECレッドロケッツに入団した。

現役引退、ラグビー界入り

 19-20シーズンをもって現役を引退。20年6月、NECラグビーフットボール部(NECグリーンロケッツ)副務に就任した。

バレー一家

 父・保さんは元長野日大高校バレー部監督。兄・幸太は日体大で全日本インカレ優勝を経験した、元VC長野トライデンツ選手兼コーチ。弟・雄大も中学時代にJOC杯でオリンピック有望選手に選ばれ、高校でも全日本ジュニアオールスタードリームマッチに出場、日体大で主将を務め、現在は東レアローズ(男子)に所属するなどバレー一家として知られる。

関連人物

荒木絵里香 木村沙織 田代佳奈美

LAST UP 2020/06/06