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荒木絵里香(あらき えりか)

元バレーボール選手。生年月日:1984年8月3日。岡山県倉敷市出身。ポジション:ミドルブロッカー。身長186cm。成徳学園高校卒業。ニックネーム:エリカ。血液型:O型。

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家庭は体育会系

 父は元ラグビー選手、母は元体育教師という体育会系の家庭に生まれる。幼い頃はスイミングクラブに通って厳しい練習に打ち込んだ。そのクラブにはかつて南克幸(元男子バレー日本代表)も通っていたと言う。

大山加奈と高校三冠

 長身を買われて小学5年でバレーに転向。全国都道府県対抗中学大会でオリンピック有望選手に選ばれ、名門・成徳学園高校(現下北沢成徳高校)に進学。大山加奈らと2年生の時に同校初の春高優勝を果たすと、インターハイ、国体も制して高校三冠を達成した。同学年には栗原恵、有田沙織(元上尾)らが揃い『メグカナ世代』とも呼ばれる。

Vリーグ最高記録

 03年に東レアローズに入団。1年目から中心選手となり、同年の第10回Vリーグでベスト6を受賞。07/08V・プレミアリーグでは東レの初優勝に貢献し、MVPを初受賞。スパイク賞、ブロック賞、ベスト6も受賞し、アタック決定率では先野久美子の53.4%を8年ぶりに塗り替える54.69%のVリーグ日本人最高記録を樹立した。

イタリア移籍

 05年のワールドグランプリで全日本デビューし、06年からレギュラー定着。08年北京五輪は5位に終わったが、ベストブロッカーを獲得。五輪後イタリアのプロリーグ・セリエAの強豪ベルガモにレンタル移籍し、09年5月までプレーした。

全日本キャプテン

 09年5月に眞鍋政義監督のもと新生全日本『火の鳥NIPPON』のキャプテンに就任。09年10月に東レに復帰し、09/10V・プレミアリーグで3連覇に貢献してスパイク賞とベスト6を受賞。10年の世界選手権では32年ぶりのメダル(銅)を獲得した。

 10/11V・プレミアリーグは東日本大震災の影響で打ち切りとなって準優勝に終わったが、11/12は2年ぶり4回目の優勝に貢献して2回目のMVPを受賞。ブロック賞、ベスト6、Vリーグ栄誉賞(個人賞多回数受賞)も受賞した。

ロンドン五輪銅メダル

 12年ロンドン五輪で28年ぶりの銅メダルを獲得。12/13V・プレミアリーグは準優勝に終わるも、敢闘賞、スパイク賞、ブロック賞、サーブ賞、ベスト6を受賞。13年5月に全日本キャプテンを木村沙織と交代。

結婚出産からの復帰

 13年6月、ラグビー選手の四宮洋平と結婚。10月に東レを退社し、14年1月に第一子の女児を出産。上尾メディックスに入団し、出産から5か月で現役復帰。14/15、15/16と2年連続でV・プレミアリーグ、ブロック賞を受賞。16年には4年ぶりに全日本に復帰した。

トヨタ車体移籍

 16年6月に上尾を退団し、トヨタ車体クインシーズに移籍。16年リオ五輪は5位。16/17V・プレミアリーグではブロック賞とベスト6を受賞。全日本でも17年のアジア選手権で10年ぶりの優勝に貢献した。

 チーム史上最高の3位だった17/18V・プレミアリーグではブロック賞、ベスト6を受賞。

 19-20 V.LEAGUE DIVISION1では杉山祥子の持っていた通算ブロック決定本数「1042」の日本記録を更新。チームの5位に貢献し、2年ぶり11回目のベスト6を受賞した。

東京オリンピックに向けて

 2020年度日本代表登録メンバーに選ばれ、岩坂名奈に代わり、主将に復帰した。

 20-21V.LEAGUE DIVISION1では山口舞が持っていた通算出場セット数記録1317を更新。3年ぶり8回目のブロック賞も受賞した。

東京オリンピック

 自身4大会連続の五輪となった21年東京オリンピックでも主将を務めたが、1次リーグ敗退だった。

現役引退

 東京五輪を最後に現役を引退。今後はトヨタ車体のチームコーディネーターとして普及活動などに携わるほか大学院進学も視野に入れているという。

関連人物

岩坂名奈 大山加奈 木村沙織 栗原恵
2021年度女子日本代表メンバー

LAST UP 2021/10/06