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高橋慶帆(たかはし けいはん)

バレーボール選手:ジェイテクトSTINGS所属。法政大学在学。生年月日:2003年10月13日。千葉県旭市出身。習志野高校卒業。ポジション:オポジット。身長:194㎝。最高到達点:357cm。

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アニメ高橋慶帆物語

ペルシャ語で世界

 イラン人の父と日本人の母の間に生まれる。ペルシャ語で「世界」を意味する『ケイハン』と名づけられた。4歳上の兄と二人きょうだい。

サッカーを断念

 小学2年でサッカーを始める。中学進学後も続けてクラブチームに所属し、自宅から1時間かけて練習に通っていたが、中学校入学時162㎝だった身長が卒業時に186㎝になるほど成長した影響で、中学1年から成長痛に悩まされ、膝の痛みで走るのが辛くなる。

 中学1年の春休みに虫垂炎の手術を受けると1か月間運動を禁止され、成長痛が改善したものの、サッカーをやめることを決断した。

中学2年でバレーを始める

 陸上部かバレー部かで迷った末、朝練がないバレー部に入部し、中学2年の5月からバレーボールを始める。やや遅めのスタートだったが、同級生女子の「今からはじめてもレギュラー取れないんじゃない?」に発奮したという。

名門・習志野高校に進学

 始めて半年で地区の選抜に選ばれる。1度だけ出場した県大会は1回戦敗退だったが、長身や将来性を見込まれ、中学3年の夏に千葉の名門・習志野高校から声がかかる。断ることも考えたが、春高バレー千葉県代表決定戦で観た習志野高校のバレーに魅了され、同校進学を決断した。

1年生から春高出場

 1年生から春高に出場(1回戦敗退)。1年生の時は「U18日本代表選考合宿」に参加し、西山大翔や牧大晃ら同世代の選手と技術を磨き、大きな刺激を受けたという。

 2年生だった2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会が軒並み中止となり、唯一開催された全国大会・春高バレーでは2回戦で優勝した東福岡高校に敗れるも、大会MVPに輝いた相手エース・柳北悠李に何度もブロックを決めるなど、『世代を代表するミドルブロッカー』と評された。

アウトサイドヒッター転向

 高校3年でアウトサイドヒッターに転向。3年生では副キャプテンを務め、インターハイベスト8、最後の春高は3回戦敗退だった。

法政大学進学

 2022年に法政大学に進学。法政大学は関東大学バレー2部リーグで、1部リーグの大学からの誘いもあったが、SSI(スポーツ・サイエンス・インスティテュート)制度があることやアウトサイドヒッター転向を快く受け入れてくれたことが同大進学の決め手になったという。

 同年8月には西山大翔、牧大晃、甲斐優斗らとアジアU20選手権に出場し、初めてとなるオポジットでプレーした(日本は13位)。23年2月には若手有望選手フランス遠征に参加。

日本代表初選出

 大学2年になった2023年に日本代表登録メンバーに初選出される。日本代表Bチームとして出場した9月のアジア大会では大会を通じてチーム最多となる113得点をマークし、銅メダル獲得に貢献した。

1部リーグ昇格

 法政大学は23年秋季リーグで全勝優勝を飾ると駒澤大学との入れ替え戦にも勝利し、15年秋以来となる関東大学バレー1部昇格を果たした。

ジェイテクトSTINGS入部

 23年11月15日、Vリーグ・ジェイテクトSTINGS入部を発表。同年12月23日のVC長野トライデンツ戦で途中出場し、Vリーグデビューを果たした。23-24Vリーグ終了までプレーする。

関連人物

石川祐希 甲斐優斗 髙橋藍 西田有志

2023年度男子日本代表 

参考文献

【 VOLLEYBALL HEROES 2023 】

【 月刊バレーボール2021年4月号 】

LAST UP 2024/01/04