プロレスラー。1951年12月3日生、山口県出身。専修大学商学部卒業。本名：郭光雄(クァク クァンウン)。通名：吉田光雄。身長184cm、体重120kg。
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家庭が貧しく野球を断念
廃品回収業を営む家に4人兄弟の末っ子として生まれる。両親とも在日韓国人で自身は在日二世。
子供の頃は野球少年だったが家庭が貧しかったため道具にお金のかかる野球を断念。中学時代は柔道に取り組んで県大会で優勝すると体格の良さや同校にいた兄の働きかけもあり、レスリングの名門・桜ヶ丘高校にレスリングの特待生として進学した。
レスリングで五輪に出場
入学後本格的にレスリングをはじめ、国体優勝、インターハイ2位などの好成績を残し特待生として専修大学に進学。名門・専大レスリング部でも1年生から主力選手として活躍し、主将も務めて全日本学生選手権、全日本選手権をフリースタイル、グレコローマンの両方で制覇する快挙も成し遂げたが、韓国籍のためミュンヘン五輪日本代表にはなれず、レスリング部監督の勧めで韓国の予選に出場。そこで勝ち抜き、韓国代表として72年のミュンヘンオリンピックに出場した。
新日本プロレスに入門
それまでプロレスにあまり興味がなかったが、アントニオ猪木の誘いやレスリング部監督の勧めで大学在学中の73年、五輪出場の実績を引っさげ鳴り物入りで「新日本プロレス」に入門。74年にデビューすると77年には公募によりリングネームを出身地・山口県に因んだ「長州」と力道山の「力」をとって「長州力」とした。
革命戦士
その後は「噛ませ犬」発言や「維新軍」の結成、ジャパンプロレスの旗揚げや全日本プロレス参戦など「革命戦士」の愛称で80年代のプロレス黄金時代を支えた。
98年に一度引退したが2000年に復帰。09年にはプロレス生活35周年を迎えた。
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LAST UP 2010/04/21
