岡本依子(おかもと よりこ)

元テコンドー選手。全日本テコンドー協会副会長。1971年9月6日生、大阪府出身。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。身長170cm。

3人姉妹の長女

 3人姉妹の長女として生まれる。幼い頃はピアノやそろばんを習い、小学6年から学習塾に通うと短期間の受験勉強ながら名門進学校・四天王寺中学校に合格。

ジャッキー・チェンに憧れて

 ジャッキー・チェンに憧れて中学1年で剛柔流空手を始め、四天王寺高校進学後、正道会館に入門すると体格の良さと抜群の運動神経で女子には相手がいなくなるほどの実力を身に付け、男子の大会にも出場。大学時代にはK-1のエキシビジョンマッチにも出場し、伝説の女子ボクサー、ルシア・ライカと対戦している(TKO負け)。

留学先でテコンドーと出合う

 早稲田大学に進学したが当時東京に正道会館の道場がなかったため、大学時代は女子ラグビー同好会に所属。キックボクシングジムにも通ってプロライセンスも取得したもののやりたいことが見つからず、将来に不安を感じていた大学3年の時、交換留学生として留学したオレゴン大学でテコンドーと出合う。初めは軽い気持ちでテコンドー部に入部したが、すぐにのめり込んで町の道場にも入門。試合にも出場し、黒帯も取得した。

日本人初の銅メダル

 93年8月に帰国すると11月の全日本選手権で優勝。その後もアジア選手権2位、USオープン2位などの成績を残し、97年からはテコンドーの本場・韓国に留学。韓国体育大学テコンドー部で練習に打ち込み、99年のアジア選考会で2位になってシドニー五輪出場権を獲得。2000年シドニーオリンピックでは2回戦で敗退したものの敗者復活戦を勝ち抜き、女子67キロ級でテコンドー競技日本人初の銅メダルを獲得した。

特例でアテネ五輪出場

 04年のアジア予選でも2位になってアテネ五輪出場枠を獲得。テコンドー団体の分裂により一時は出場が危ぶまれたが、個人資格の特例によりアテネオリンピックに出場。階級を上げて67キロ超級に出場したが一回戦で敗退し、敗者復活戦でも一回戦敗退に終わった。

3大会連続の北京五輪

 07年11月の北京五輪アジア予選で3位に入って日本の出場枠を獲得し、08年3月に行われた選考会で優勝して五輪出場が決定。3大会連続の五輪となった北京五輪は67キロ級に出場したが1回戦で敗退。敗者復活戦にも回れなかった。

テコンドー協会副会長

 09年2月に記者会見を開き、現役引退を発表。引退後はテコンドーの普及に努め、アスリートネットワーク副理事長を務めたほか、11年にはドリームテコンドースクールを開設。15年に全日本テコンドー協会理事に就任し、現在は副会長を務めている。

LAST UP 2019/10/06