秋元順子(あきもと じゅんこ)

歌手。1947年6月21日生、東京都出身。

 浪曲好きの父と民謡好きの母の影響で音楽に囲まれて育つ。ラジオから流れる洋楽に夢中になるも、子供の頃はハスキーな声がコンプレックスだったが、音楽の授業で先生に歌声を褒められたことで一転、人前で歌うことに目覚めて小学4年で音楽部に入部。中学・高校時代は音楽を続ける一方、児童劇団にも所属しエキストラながら映画にも出演した。

 母の反対もあって芸能界入りは考えず、高校卒業後石油会社に就職。OLとなって社内のハワイアンバンド同好会で歌を続け、ハワイアンのほかシャンソン、ラテン、ジャズなど様々な歌を歌ってパーティーやイベントに出演。しかし25歳でフラワーショップ経営の男性と結婚し、退職した。

 一女一男を出産して育児に追われ、フラワーショップも忙しくて音楽とは無縁の生活を送っていたが、昔の仲間に誘われ40代でバンドに参加し、再び歌い始めるとジャズの専門家から「あなたの声はジャズに向いている」と言われ、アメリカジャズ巡りに誘われて渡米。2週間ジャズ発祥の地・ニューオリンズやニューヨークの名門ジャズクラブ「ブルーノート」を回って魅了され、帰国後ジャズ歌手として活動を始めた。

 ライブ出演をこなすうちに歌唱力が評判になり、友人の紹介で作曲家・星桂三と出会って04年に星作詞作曲の【 マディソン郡の恋 】でインディーズデビューすると、有線から火がつきインディーズ盤を完売し、翌年58歳にして同曲でメジャーデビュー。08年に発売した3枚目のシングル【 愛のままで・・・ 】(作詞作曲:花岡優平)が『熟年離婚防止ソング』として話題になり、秋元自身も『団塊世代の星』と呼ばれて注目を集め、日本レコード大賞優秀作品賞を受賞。同年にはNHK紅白歌合戦史上最年長初出場(61歳)を果たして更なる反響を呼び、翌09年1月には史上初となる60代でのオリコンシングルランキング1位を獲得した。

 現在はCDリリースのほかコンサートも精力的にこなし、09年9月には初の海外公演をロサンゼルスで開催、同年は2年連続の紅白出場も果たした。

 古希を迎える17年6月に新曲【 夢のつづきを・・・ 】をリリース。

LAST UP 2017/06/05