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杉山愛(すぎやま あい)

元プロテニスプレーヤー。生年月日:1975年7月5日。神奈川県横浜市出身。湘南高校通信制課程卒業。身長163cm。世界ランキング最高位:シングルス8位、ダブルス1位。

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スポーツで成功するには才能努力運と、もう一つ

5歳でテニスを始める

 75年7月5日、沢松和子が日本人で初めてウィンブルドン女子ダブルスで優勝した日に生まれる。幼い頃から活発で水泳、フィギュアスケート、バレエなどを自ら進んで習い、5歳でテニスを始めると小学2年で「ニック・ボロテリー・テニス・アカデミー藤沢校」に入校。

 小学3年から大会出場し、13歳で全国大会初優勝。91年には日本人初のジュニア世界ランク1位になり、翌年17歳でプロに転向した。なお湘南白百合学園小・中学校を経て湘南工科大学附属高校に進学したが、プロ転向後通信制高校に編入している。

母・芙沙子さんがコーチに

 94年にジャパン・オープンダブルスで優勝し、97年にはシングルスも制覇。99年に全米オープン混合ダブルスで優勝すると、翌年女子ダブルスでも優勝して日本人初のダブルス世界ランク1位となる。しかしその裏でシングルスでは極度のスランプに陥り、一時は引退も考えたほどだったが、2000年のシーズンオフから母・芙沙子さんがコーチに就いたことでスランプを脱出できたという。

ウィンブルドン優勝

 03年には誕生日に沢松和子が優勝して以来日本人では28年ぶりとなるウィンブルドン女子ダブルス優勝。同年は全仏オープン女子ダブルスでも優勝したほか伊達公子以来日本人二人目のシングルス世界ランクトップ10入りも果たした。

ギネス記録に認定

 08年には男子も含めて史上最多となる4大大会シングルス57大会連続出場を達成。アトランタから4大会連続となる北京五輪にも出場し、初のメダルを目指したがシングルス1回戦、ダブルス2回戦敗退。09年の全豪オープンは準優勝に終わって女子ダブルス4大大会全制覇はならなかったが、全米オープンで連続出場記録を62に伸ばし、「4大大会連続出場記録保持者」としてギネス・ワールド・レコーズに認定された。

引退結婚出産

 準優勝した09年10月の東レ・パンパシフィックオープン女子ダブルスを最後に現役を引退。引退後は解説者やコメンテーターとして活躍。

 2011年11月に6歳年下の会社員と結婚し、15年7月に第一子の男児を出産。21年7月に第二子の女児を出産した。

LAST UP 2021/12/05