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野村潤一郎(のむら じゅんいちろう)

獣医。野村獣医科Vセンター院長。1961年生まれ。東京都出身。北里大学獣医学部獣医学科卒業。

獣医になりたい一心で猛勉強

 子供の頃から大の動物好きで、中学時代に獣医になることを決意。あまり勉強ができる方ではなかったが獣医になりたい一心で中学・高校時代は寝る間を惜しんで猛勉強に励み、北里大学に合格した。

獣医大学の実像に心を痛める

 苦労の末獣医大学に入ったものの、動物を使った研究や実験に心を痛め、動物を残酷に扱う学生達にショックを受けるなど、自身の想像していた獣医大学像とのギャップに思い悩むこともあったという。

野村獣医科Vセンター

 卒業後、獣医・磯部芳郎の下で3年間見習い修業を行い、その後勤務医として数々の動物病院を渡り歩きながら借金や食費の切り詰めなどで資金を貯め、91年東京・中野に「野村獣医科医院」を開業。97年に「野村獣医科Vセンター」となった。07年8月に同じ中野区内に地上7階地下1階の新病院を建設して移転。

フェレットブームの火付け役

 自らも100種類以上の動物を飼い、飼ったことのない動物は診察しないという。動物に対する愛情と獣医としての腕には定評があり、フェレットブームの火付け役と言われる。日本一有名な獣医としてTVなどでも活躍、かつては『笑っていいとも!』にも出演した。

 結婚はしているが子供は作らず年中無休で診療にあたっている。動物に関する著書も多い。

LAST UP 2007/10/22