手塚眞(てづか まこと)

ヴィジュアリスト。1961年8月1日生、東京都出身。日本大学芸術学部映画学科中退。本名:手塚真。

 漫画家の故手塚治虫の息子。三人兄妹の長男で、手塚治虫の漫画【 マコとルミとチイ 】は実子の眞、るみ子、千以子がモデル。妻は【 陰陽師 】で第5回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した漫画家の岡野玲子。

 小学校から高校まで成蹊学園に通う。自宅が手塚治虫の仕事場を兼ねていたため、漫画に囲まれて育つ。子供の頃は漫画を描き、中学時代は同人誌も作ったが、漫画家になろうと思ったことは1度もなく、父から教わったこともないという。

 手塚治虫がアニメーション制作も行っていたため、自然と映像制作を覚え、高校時代に映画研究部に入部。映画作りを始めると、監督・脚本・出演の8ミリ映画【 FANTASTIC★PARTY 】で、日本を記録する8ミリフェスティバル高校生部門特別賞を受賞。

 大学時代は映画制作に没頭し、在学中からプロとして活動したため、授業にほとんど出席せず、5年在籍したが中退した。81年には映画【 ねらわれた学園 】に俳優として出演している。

 99年には【 白痴 】がヴェネチア映画祭に正式招待され、デジタルアワードを受賞。映画に限らず、音楽プロデュース、イベント演出、小説執筆など様々な表現方法で幅広く活動し、テレビアニメ【 ブラックジャック 】では監督を務めた。Vシネマの草分けとなったオリジナルビデオ【 妖怪天国 】には手塚治虫も出演している。

 現在手塚プロダクション取締役、東京工科大学メディア学部客員教授、ジャパン・イメージ・カウンシル理事なども務めている。なお学生時代から使っている肩書き「ヴィジュアリスト」は自身の造語。

LAST UP 2013/07/29