天童よしみ(てんどう よしみ)

歌手。1957年9月26日生、大阪府出身。本名:吉田芳美(よしだ よしみ)。大阪女子短期大学附属高校(現大阪緑涼高校)中退。

畠山みどりの女侠一代に衝撃を受け

 和歌山県田辺市で生まれ、4歳から大阪府八尾市に居住。サラリーマンながらバンドを組んでサックスを演奏していた父や浪曲好きの祖父の影響で、幼い頃から音楽に親しむ。小学校入学後に出合った畠山みどりの【 女侠一代 】に衝撃を受け、演歌にのめり込んだ。

のど自慢荒らし

 子供の頃から数々ののど自慢大会で優勝して「のど自慢荒らし」と呼ばれ、テレビ番組『素人名人会』では名人賞を受賞。人気番組『ちびっこのど自慢』にも出演し、グランドチャンピオンに選ばれた。一方で子役として舞台にも出演、前座歌手なども務め、小学生ながらキャバレーにも出演している。

全日本歌謡選手権最年少チャンピオン

 中学3年の時に『全日本歌謡選手権』で10週勝ち抜き、最年少で7代目チャンピオンとなり、72年、高校1年で上京して芸名「天童よしみ」として【 風が吹く 】でデビューした。なおデビュー前には「吉田よしみ」名でテレビアニメ【 いなかっぺ大将 】の挿入歌【 大ちゃん数え唄 】も歌っている。

歌手生命をかけた道頓堀人情

 デビュー直後こそそれなりにヒットしたものの、その後低迷し、20歳の時に所属事務所を辞め、夜逃げ同然で大阪に帰郷。カラオケ教室「天童よしみ歌謡教室」を開き、生徒数500人を超えるほどの人気を博していたが、85年に教室を閉鎖し、歌手生命をかけて歌った【 道頓堀(とんぼり)人情 】が大ヒット。93年には【 酒きずな 】がヒットして念願の『NHK紅白歌合戦』初出場を果たした。

珍島物語が自身初のミリオン

 96年発売の【 珍島(チンド)物語 】は100万枚を超える大ヒットとなり、翌97年に2度目の紅白出場。その後は18年まで連続出場し、紅組トリも3度担当。17年には日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞した。

LAST UP 2019/01/10