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竹脇無我(たけわき むが)

俳優。1944年2月17日-2011年8月21日。千葉県出身。青山学院大学法学部卒業。竹脇無我は本名。

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父の自殺をきっかけに俳優に

 6人兄弟の4番目三男として生まれる。父・竹脇昌作は名アナウンサーとして人気を博していたが59年に自殺。家庭が経済的に厳しくなったこともあり、翌60年、父の友人の紹介により高校2年で松竹映画【 しかも彼等は行く 】で俳優デビュー。

大岡越前

 その後も次々と映画に出演、テレビドラマでも活躍し【 岸辺のアルバム 】や時代劇【 大岡越前 】などで二枚目俳優として人気を集めた。なお父の約1年後に次兄・真理さんが18歳の若さで病死、死後出版された亡くなるまでを綴った日記【 勇ましく高尚な生涯 】は大きな反響を呼んだ。

結婚と離婚

 俳優として活躍しながら1年間予備校に通い、勉強にも励んで63年に青山学院大学に進学し、ヨット部で知り合った1歳下の女性と26歳で結婚。二人の娘をもうけたが撮影で長期間家を空けることが多く、女性問題もあってすれ違いが生じ、長い別居生活を経て97年に正式に離婚。

うつ病で大岡越前を降板し闘病

 一方で93年頃から心身の不調を感じるようになり、96年にうつ病の診断を受けてレギュラー出演していた【 大岡越前 】を降板し入院生活に入る。完治していなかったもののスケジュールの都合により半年で退院して復帰したが、2000年に糖尿病を併発して再び入院し、1年間の休養生活を送った。

67歳で死去

 8年間の闘病を経て本格的に俳優業に復帰し、闘病記【 凄絶な生還、うつ病になってよかった 】も出版。闘病経験に基づく講演活動も行い、10年には映画【 大奥 】に出演したが11年8月、小脳出血ため死去した。67歳だった。

LAST UP 2011/08/22