篠塚和典(しのづか かずのり)

元プロ野球選手:読売ジャイアンツ内野手。2009WBC日本代表打撃コーチ。1957年7月16日生、千葉県出身。銚子商業高校卒業。旧名:篠塚利夫。

 7歳年上の兄の影響で幼い頃に野球を始める。元々右利きだが小学校入学後に兄の勧めで左打ちに転向すると、持ち前の運動神経と兄の指導で小学6年の頃にはすでに地元では有名な野球少年となる。

 名門・銚子商業高校では入学後すぐにレギュラーとなり、2年生の時に夏の甲子園で優勝。同大会での活躍はテレビで観戦していた長嶋茂雄(当時現役)にも強烈なインパクトを与えた。なお同年からは金属バットの使用が解禁になったが、木製バットを使い続けてミート技術を磨いたという。

 しかし優勝直後に「湿性肋膜炎」を発症し3ヶ月間入院。翌75年9月にも再発したため、同年11月のドラフト会議では指名回避も予想されたが、巨人の監督に就任していた長嶋茂雄が周囲の反対を押し切って1位指名した。

 巨人入団後は79年秋の「地獄の伊東キャンプ」で鍛えられ翌80年からレギュラーに定着。以降94年に引退するまで首位打者2回、ベストナイン5回、ゴールデングラブ4回など名二塁手として活躍した。

 引退後はコーチ、解説者を経て06年に内野守備走塁コーチとして巨人軍に復帰。07年シーズンからは打撃コーチを務め、08年11月には原辰徳監督の下、WBC日本代表打撃コーチに就任。09年の第2回WBCで大会2連覇に貢献した。

 10年に巨人軍コーチを退任し、現在は野球解説者や指導者として活動している。

 通算成績:1651試合 1696安打 打率.304 92本塁打 628打点 55盗塁。

LAST UP 2011/08/16