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波乃久里子(なみの くりこ)

女優。1945年12月1日生、神奈川県出身。本名:波野久里子。身長159㎝。

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梨園に生まれ

 父は歌舞伎役者・十七代目中村勘三郎、母・久枝は六代目尾上菊五郎の長女。弟の十八代目中村勘三郎(五代目中村勘九郎)との間に妹が一人いるので3人姉弟。

3歳で初舞台

 戦争により両親が疎開していた神奈川の鎌倉で生まれる。戦後は東京千代田区の半蔵門に建てた家に居住。

 3歳で初舞台を踏み、子役として活動していたため幼稚園には通わず、小学校は白百合学園に入学。15歳まで子役として歌舞伎に出演した。中学生の時には家に入った泥棒を捕まえたことがあるという。

水谷八重子の弟子に

 15歳の時に東宝歌舞伎の舞台『紙屋治兵衛』を観て女優の初代水谷八重子の熱烈なファンになる。

 高校在学中の17歳の時、劇作家の川口松太郎に誘われ、憧れの水谷八重子のいる「劇団新派」に入団。名優・花柳章太郎の下で1ヶ月間見習いをした後、念願叶って水谷八重子の弟子となった。当時水谷には5人の弟子がおり、【 男はつらいよ 】の初代マドンナ・光本幸子もその一人。

 高校に通いながら修業に励み、ビデオもなかった当時水谷の一挙手一投足をメモに取ったという。

舞台で活躍

 【 雁・お玉の行く道 】で芸術祭優秀賞、【 わかれ道 】【 紙屋治兵衛 】で芸術選奨文部大臣新人賞、【 大つごもり 】【 遊女夕霧 】で菊田一夫演劇賞など多くの賞を受賞。11年に紫綬褒章、16年には旭日小綬章を受賞。

 19年の「天皇陛下御在位三十年記念式典」では御製と御歌を朗読した。

 現在、舞台を中心にテレビでも活躍している。結婚は一度もしていない。

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LAST UP 2020/06/08