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中垣内祐一(なかがいち ゆういち)

前バレーボール男子日本代表監督。生年月日:1967年11月2日。福井県出身。筑波大学卒業。身長194cm。ポジション:オポジット。ニックネーム:ガイチ。

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高校までは無名

 子供の頃は野球少年だったが、中学校の顧問に誘われバレー部に入部。しかし強豪ではなく、県下の進学校・福井県立藤島高校入学後もさほど熱心ではなかったが、3年生の時に北信越大会ベスト8に進出したのをきっかけにバレーに目覚め、名門・筑波大学に一般入試で進学。

大学で開花し鮮烈な全日本デビュー

 本格的にバレーに取り組み始めるも初めは練習についていけなかったが、関東大学リーグでもまれるうちに才能が開花。4年生で全日本に初選出されると、デビュー戦のNHK杯対カナダではスパイク決定率70%という鮮烈な全日本デビューを飾った。

ファンレター1日1000通超え

 90年に新日鐵(現堺ブレイザーズ)に入部。1年目から大活躍してリーグ優勝に貢献し、MVP、猛打賞、ベスト6、新人賞を受賞。その後も日本リーグ・VリーグでMVPと敢闘賞を3度、ベスト6を9度受賞するなど90年代を代表するスーパーエースとして活躍し、92年バルセロナ五輪では6位入賞。絶大な人気を獲得し、ファンレターが1日1000通を超えることもあったという。

Vリーグで優勝監督賞

 04年に現役を引退し、堺ブレイザーズ監督に就任。05-06年の第12回Vリーグでは優勝に導き、優勝監督賞に輝いた。

全日本男子監督就任

 09年に退任。全日本男子コーチをなど務めた後バレーを離れ、堺の経営母体・新日鉄住金で3年間営業を担当していたが、16年4月に堺ブレイザーズGMとして現場復帰。同年10月に全日本男子監督に内定した。

 同年11月に交通事故を起こし、日本バレーボール協会からけん責処分を受け、公的活動を自粛。17年5月に大阪簡易裁判所から罰金70万円の略式命令を受けて納付。6月に活動を再開した。

 2大会ぶりの出場となった18年の世界選手権は2勝3敗で1次リーグ敗退。98年の15位を下回る過去最低の成績に終わった。

ワールドカップで躍進

 19年のワールドカップでは新星・西田有志などの活躍で、8勝3敗で28年ぶりの4位と躍進。

東京オリンピック

 21年の東京オリンピックでは初戦でベネズエラにストレートで快勝し、選手として出場したバルセロナ五輪以来29年ぶりの五輪勝利を飾る。バルセロナ五輪以来となる決勝トーナメント進出を果たしたが、準々決勝で前回王者ブラジルにストレートで敗れ、4強はならず、7位だった。

退任

 五輪後のアジア選手権は準優勝。21年9月末で日本代表監督を退任した。後任はフィリップ・ブラン。10月1日付で堺ブレイザーズ部長に就任した。

関連人物

津曲勝利
21年度男子日本代表登録メンバー

LAST UP 2021/10/18