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岸部四郎(きしべ しろう)

俳優。タレント。1949年6月7日-2020年8月28日。京都府出身。京都市立近衛中学校卒業。旧芸名:岸部シロー。

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兄は岸部一徳

 6人兄弟の末っ子として生まれる。すぐ上の兄は俳優で元【 ザ・タイガース 】のベーシストの岸部一徳(本名:岸部修三)。家庭は貧しかったが、家には父の愛人も同居していて、その女性との子供も3人いたという。

中学卒業後印刷会社に就職するも

 子供の頃から外国に憧れ、海外に行ける職に就きたかったが叶わず、中学卒業後印刷会社に就職。しかし仕事に興味がわかなかったため、兄・修三が参加していたバンド(後のザ・タイガース)を手伝うようになる。

アメリカ留学

 17歳の時に会社を辞めて上京。東京でデビューしていた【 ザ・タイガース 】の付き人を務めた後アメリカに留学。【 シカゴ 】【 クリーム 】など時代を代表するロックバンドのコンサートを観て回り、空いた時間はラジオから流れる音楽に耳を傾けた。

タイガースに加入、一夜でスターに

 69年にリードギター・加橋かつみが脱退したため、急遽帰国し当時人気絶頂だった【 ザ・タイガース 】に新メンバーとして加入、一夜にしてスターとなった。なお当初本人は芸能界に入る気は全くなく、楽器も弾けなかったという。

岸部四郎コーナー

 加入後必死で練習したギターやタンバリンを担当したが、演奏よりトークの面白さが評判になり、ライブではトークコーナー「岸部四郎コーナー」ももうけられた。

『ルックルックこんにちは』

 71年に【 ザ・タイガース 】が解散。その後は【 ブレット&バター 】とのユニットや【 ザ・タイガース 】の再結成などで音楽活動を行う一方、俳優や司会者としても活躍。堺正章主演のドラマ【 西遊記 】で沙悟浄を演じて俳優としても人気を獲得し、85年からは情報番組『ルックルックこんにちは』に出演。自己破産により降板した98年まで13年間司会を務めた。

 プライベートでは【 ザ・タイガース 】解散直後の71年に結婚し、二児をもうけたが85年に離婚。94年に再婚したが、07年4月に小緒理夫人が43歳の若さで死去した。

71歳で死去

 20年8月、拡張型心筋症による急性心不全のため死去した。71歳だった。

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LAST UP 2020/12/04