米内山明宏(よないやま あきひろ)
俳優、演出家。日本ろう者劇団代表。1952年、東京都出身。 東京教育大学(現・筑波大学)附属ろう学校高等部美術専攻科卒。 |
両親共ろう者で、自身も生まれつきのろう者。4歳の時に杉並ろう学校幼稚部に入学。邦画好きの父と洋画好きの母の影響で幼い頃から映画に親しみ、字幕を読むため漢字の勉強に励んだ。中学部2年の時に写真の現像所でアルバイトを始め、その後も皿洗いやレストランの調理など様々なアルバイトを経験した。 杉並ろう学校中学部卒業後、東京教育大学附属ろう学校中学部に編入。高等部時代に文楽に興味を持ち、19歳の時に文楽人形を題材とした絵で「日展」に入選。学校卒業後徳島に渡り、文楽人形師に弟子入りしたが直後に母親が死去。その後父親も病気にかかったため文楽人形師を断念した。 帰京後、父親の世話をしながら印刷会社に勤務していたが、その頃に観た寺山修司の演劇やアメリカのプロろう者劇団「ナショナルシアター・オブ・ザ・デフ(NTD)」の手話演劇に影響を受け、80年に「東京ろう演劇サークル」を設立。同サークルは後に黒柳徹子が理事長の「トット基金」の付帯劇団「日本ろう者劇団」となった。 「東京ろう演劇サークル」設立の一方で同時期に渡米しNTDの研修に参加。その後同劇団の正式メンバーとなり各地で公演を行った後帰国。以後「ろう演劇」や「手話狂言」など舞台を中心に幅広く活躍。
99年には映画【
アイ・ラブ・ユー 】 の共同監督を務めた。
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