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柳原良平(やなぎはら りょうへい)


イラストレーター、画家。1931年、東京都出身。京都市立芸術大学卒業。

 東京で生まれたが銀行員だった父の転勤で京都、兵庫など引越しを繰り返した。子供の頃から軍艦の絵を描き、商船の絵葉書収集や模型作りに夢中になるなど無類の船好きで、高校時代は船舶同好会をつくって機関紙も発行した。一方で小学生の頃から美術館に通って絵画に親しみ、高校時代は美術部の部長を務めた。
 造船技師に憧れていたが、美術の先生の勧めで画家を目指して京都市立芸術大学に進学。商業デザインを専攻し、在学中からアルバイトで大手銀行の広告イラストを担当して腕を磨き、大学卒業後、寿屋(現・サントリー)宣伝部意匠課に入社した。
 以後同社のポスターや新聞広告のデザインを手掛け、58年には同僚の開高健、山口瞳と「トリスウイスキー」のテレビCMを制作、自らデザインしたイメージキャラクター「アンクルトリス」が高い評価を受けて毎日産業デザイン賞などを受賞した。「アンクルトリス」は現在も愛される名キャラクターとなっている。
 59年にサントリーを退社、以後フリーで活動し船や港に関する作品を発表。64年には開高健、山口瞳らと広告制作会社「サン・アド」を設立した。作品以外でもで大好きな船へ様々な形でかかわり、運輸省交通文化賞など数々の賞を受賞し、船に関する著書も数多く出版している。95年には広島・尾道にミュージアム「アンクル船長の館」を開館した。

LAST UP 2007/06/12
 
作品   
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