室伏重信(むろふし しげのぶ)
中京大学教授。元ハンマー投げ選手。1945年10月2日生、中国・河北省出身。
日本大学卒業。息子は室伏広治、娘は円盤投げ・ハンマー投げ選手の室伏由佳。 |
子供の頃から人並外れた体格と腕力でずば抜けて相撲が強く、中学時代に大相撲・時津風部屋から熱心なスカウトを受けて角界入りを決意したが、
60年のローマ五輪を見て砲丸投げに興味を持ち、自分でも始めてみるとわずか数週間の練習で出場した大会で2位に入賞。その後出場した県大会を見ていた日大三島高校の教師・田中誠一(現・浜松大学教授)の熱心な誘いを受けて同校に進学した。
陸上部に入部して本格的に投てき種目を始めるとハンマー投げの面白さを知って練習に打ち込むようになり、高校2年の時に全国大会で優勝し高校記録も更新。3年の全国大会ではハンマー投げのほか砲丸投げ、円盤投げと三種目で優勝し、ハンマー投げでは自身の持つ高校記録も更新した。
日大進学後は68年のメキシコ五輪を目指して猛練習に励むも3年生から極度のスランプに陥り、大学を卒業して大昭和製紙(現・日本製紙)に入社した後も全く記録が伸びず五輪代表から落選。落選を機に8ミリカメラを使ってフォームの研究に取り組み、試行錯誤を繰り返してスランプを脱するとその後も研究を重ねて独自の技術「倒れ込み」を身に付け、五輪代表4回(モスクワ五輪を含む)、アジア大会5連覇、日本選手権は10連覇を含む12回の優勝を達成して「アジアの鉄人」と呼ばれ、
84年には39歳で日本記録を更新している。
なお元妻はやり投げの元ルーマニア代表選手で長男・広治、長女・由佳をもうけたが離婚している。
現在は中京大学体育学部の教授として後進の指導に当たるほか、04年のアテネ五輪では日本選手団陸上競技のコーチも務めた。
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