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□な行の人物
■スポーツ1

新浦壽夫
(にうら ひさお)

野球解説者、元プロ野球選手。1951年、東京都出身。静岡商業高校中退。

両親とも在日韓国人で自身も帰化するまで韓国籍。東京・世田谷で生まれたが幼い頃に静岡に転居。父親の勧めで野球を始め、中学で野球部に入部するも上下関係になじめずにいたが、中学2年の時に同じ県内の中学に転校したのを機に長身を生かした速球派のエースとして活躍し、名門・静岡商業から誘われ同校の定時制に進学した。なお当時はあまり野球に興味がなく、長嶋茂雄も知らなかったという。
野球部での活躍を受け、定時制1年修了後の68年4月に全日制の1年に編入。1年生エースとして同年夏の甲子園で準優勝し、秋の国体では優勝を目指すも当時外国籍選手の出場が認められていないことを知り断念すると、当時のプロ野球では外国籍選手はドラフト対象外だったため多くの球団から誘いを受け、68年9月に高校を中退し、巨人に入団した。
鳴り物入りで入団したものの肩の怪我などで長らく活躍できずにいたが、74年末、以前から新浦の素質を高く評価していた長嶋茂雄が監督に就任。75年シーズンに打たれても打たれても使われ続けたことで成長を遂げ、75年の2勝から翌76年は11勝を挙げリーグ制覇に貢献。79年まで4年連続で2桁勝利を挙げ、最優秀防御率、最多奪三振、最優秀救援投手なども獲得し、エースとして活躍した。
76年には巨人ファンのタレント・毒蝮三太夫のマネージャーだった日本女性と結婚。78年の長男誕生を機に日本に帰化した。
82年に韓国でプロリーグが開幕し野球人気が高まると、三星ライオンズからラブコールを受け、長嶋茂雄の勧めもあり、84年に3年契約で三星に移籍。韓国名・金日融(キム・イルユン)でエースとして活躍し3年間で54勝を挙げた。
87年に大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)に移籍すると11勝を挙げてカムバック賞を受賞、翌年も10勝した。92年に福岡ダイエーホークスに移り、シーズン途中でヤクルトスワローズに移籍したが同年で現役を引退。現在、野球解説者として活躍している。
現役時代はエースとして活躍する一方、33歳の時に発病した糖尿病とも闘い続けた。
LAST UP 2007/04/23

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