橋幸夫(はし ゆきお)
呉服屋を営む家に9人兄弟の末っ子として生まれる。子供の頃から強い人間に憧れ、極真空手、柔道、ボクシングなどを習っていたが14歳の時、不良になることを心配した母親の要望で作曲家・遠藤実の音楽教室に通い始める。 3年間のレッスンを経てビクターレコードのオーディションに合格、作曲家・吉田正の門下生となり60年、17歳の時に【
潮来笠(いたこがさ) 】 (作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正)でデビュー。【 潮来笠
】は大ヒット、日本レコード大賞新人賞を受賞し同年のNHK紅白歌合戦にも初出場した。 その後も【
江梨子 】 、【
恋をするなら 】 などヒット曲に恵まれ、62年には吉永小百合とのデュエット【
いつでも夢を 】 (作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正)が大ヒット、日本レコード大賞を受賞した。
63年デビューの舟木一夫、64年デビューの西郷輝彦とともに「御三家」と呼ばれ、
60年代を代表するスーパーアイドルとして舞台、映画などでも活躍した。 一方で63年、公演中に刃物を持った暴漢に切りつけられ手を負傷、指に後遺症が残った。 71年には日本航空の客室乗務員だった凡子(なみこ)さんと結婚。一男一女をもうけた。長男・橋龍吾は現在俳優として活躍中。なお凡子さんは元々橋幸夫の大ファンで乗務中の飛行機に乗っていた橋に声を掛けたことから交際が始まった。 89年には認知症になった実母・サクさんの介護体験を綴った著書【
お母さんは宇宙人 】
を出版し大きな反響を呼んだ。サクさんは90年に死去した。 現在、コンサート、舞台、テレビ出演のほか老人介護に関する講演なども行っている。
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